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相変わらず続くマスク生活。
いつもはできない口元の肌荒れに悩んでいませんか？
今回はマスク生活が続く中で発生しがちな口周りのニキビや湿疹について解説。
保湿とインナーケアの組み合わせで、気になるニキビに対処しましょう。
マスクによるニキビや湿疹の原因
マスクによる肌荒れの大きな原因は【バリア機能の低下】にあります。
バリア機能とは、肌が本来持つ、刺激から肌を守る機能。
バリア機能が乱れると、いつもは刺激にならないようなものが原因で、肌が炎症を起こしてしまいます。
マスクによってバリア機能が低下する大きな原因は「摩擦」と「ムレ」。
これらの2つの原因で肌のバリア機能が乱れ、いつものお手入れを続けていても、肌荒れを起こしやすくなるのです。
マスクによってニキビが発生するメカニズム
日々マスクによって肌に摩擦刺激が加わると、お肌の防御反応によって角層が厚くなります。
角層が厚くなり、皮脂と混ざって毛穴が詰まると、ニキビの原因菌であるアクネ菌が増殖する原因に……。
はじめはポツポツとした白ニキビでも、きちんと角質ケアをしないと炎症を起こし、黄ニキビへと悪化。
潰れてクレーター状の跡に残ってしまうこともあります。
マスクによって湿疹が発生するメカニズム
ニキビまではいかなくても、プツプツとした口元の湿疹に悩まされている人も多いのでは？
それはマスクの摩擦による炎症とムレが原因。
摩擦によって角層がダメージを受けると、バリア機能が低下してしまいます。
さらに、マスク下で湿度が高くなることで、炎症が悪化。
湿疹などが現れてしまいます。
マスクによる口周りのニキビを防ぐには？
マスクによるニキビ・湿疹などの肌荒れを防ぐには、以下のような対処法があります。
マスクと肌との間に不織布を挟んでクッションに
普段使っているマスクをつける際、肌との間に不織布を挟んでみましょう。
不織布がクッションとなり、肌への摩擦ダメージを軽くできます。
休憩中、マスクの汚れが気になる場合は、不織布を交換して対処。
不織布を交換することでマスク下を清潔に保ち、アクネ菌や雑菌の繁殖を防ぎます。
休憩中はマスクを外して保湿
仕事の休憩中は、個室などでマスクを外し、ムレを防ぎましょう。
また、その際一気に肌の乾燥が進むのを防ぐために、メイクの上から使える保湿スプレーなどでうるおいケアをするのもおすすめ。
低刺激タイプの保湿スプレーで、肌をすこやかに保ちましょう。
低刺激性のコスメやスキンケアアイテムを使用
マスク生活が続いている肌は、いつものコスメ・スキンケアアイテムが刺激となってしまうことも。
今の肌のお手入れ方法を見直し、メイクも低刺激性のものにシフトしましょう。
薄めのメイクを心がけ、肌への負担を軽くするのも大切です。
メイク落としはオイルでスピーディーに
メイク落としは、メイクを素早く乳化できるオイルタイプがおすすめ。
ただし、必要な皮脂まで洗い流してしまうのを避けるために、オイルを馴染ませる時間はなるべく短く。
30秒程度が理想的です。
オイルが残らないよう、ぬるま湯で十分すすぎましょう。
優しく洗顔
マスク生活が続いている肌はとても敏感。
洗顔料は十分に泡立てて、泡を肌の上で転がすように洗いましょう。
洗顔後も清潔なタオルで、優しく肌を押さえるように水分を拭き取ってください。
洗顔後は十分な保湿を
スキンケアでは、まずたっぷりの水分補給を。
水分が保たれた肌は、バリア機能も整えられます。
ただし油分の与え過ぎは、かえって肌への負担になることも。
クリームなどの重ね過ぎには気をつけましょう。
定期的な角質ケアも
摩擦によって角層が厚くなっている肌には、マイルドな角質ケアを。
肌の状態に合わせて、週に2～3回マイルドピーリングを行うのがおすすめです。
ただしピーリングのやりすぎはかえってバリア機能を乱す原因に。
肌状態に合わせて頻度をコントロールしましょう。
インナーケアも取り入れよう
ニキビは胃腸の疲れや睡眠不足などが原因で発生することも。
特に便秘は肌荒れにつながりやすいため、食物繊維を意識した食生活や、適度な運動も心がけましょう。
またビタミンなど美肌につながる栄養素を積極的に摂るのもおすすめ。
特にビタミンB2やB6は不足すると皮膚が荒れやすくなるため、意識的に摂取しましょう。
マスクによる口周りのニキビはWケアで対処を
マスクによって発生した口周りの肌荒れは、外側だけでなく内側からのケアでも対処を。
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